ホンダ ジュノオM85・・・エンジン整備Vol.4
* エンジン再生計画 *

コレまでは、分解されたパーツ類などを見てきたのですが

ド素人の個人が再生するには・・・色々と悪戦苦闘の試練??・・・

が待ち受けているとは知らず・・・・悶々とした日々です・・・

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・・・分解までは・・スムーズに一気に行きました・・・

これからは、組立・・と、言うか・・・再生に向けての作業です・・・

恐らく、コレまで50年以上は分解されて居なかったであろう・・エンジンですから

これから、50年先??を見越して??・・・

オイルシール+オーリング等は全て新規に交換予定で・・材料手配・・・

ボールベアリングはクランクシャフトの先端のみ1箇所交換予定・・・

後端はニードルローラーベアリングですが・・・・クランク分解となるので

これは、このままです

コンロッド大端部のニードルローラーベアリングも気になる部分ですが

やはり、クランク分解となるので・・・やっぱり、このままです(笑)

・・・というより、コンロッドは気になる前後左右の振れ・ガタが無いからですが・・・

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他は、カムシャフトも含めて・・・ボールベアリングの類は一切使われて無くて

全てブッシュによる、支持のようですが・・・・割と、状態は良いのが救いです

先に分解された・・クランクケース一体のシリンダーには

前回公開した、新品のピストンに合わせて、ボーリングを行いないますが・・・・

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ボーリング屋(井上ボーリング)によると、最低でも シリンダーのスタッドボルトは

全て抜かないと・・・作業できないようで・・・このスタッドボルトを抜く作業に着手!!

しかし・・・・・

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予想通りで・・・・抜けない・・・と、言うか・・・無理出来ない事態に・・・

1本は、スタッド抜きでシリンダーを温めて・・抜けました!!

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・・・・・が、他の3本が・・・抜けない・・・外れん!!・・・・・

軸径6ミリで埋め込み部分が8ミリのようですが・・・・埋め込みの境で折れそうで

力加減が非常に難しいのです!!・・・・・スタッド抜きでは、再使用する為に

ネジ部分には掛けられませんので

ネジが無い、軸の部分に掛けたのたが、空転して軸がやせ細る始末です

スタッドボルトは外したら、基本的には、再使用は厳禁のようですが

材質的にも、普通のボルトな訳も無く(高張力鋼のクロモリ?)

コレと同じ長さの新品スタッドボルトなど無いので・・・コレは弱りました

スタッドボルトは、特注で作れると思うが・・・・抜けない事には、全然話にならんし・・・

仕方無く、ダブルナット方式で廻すのだが、ネジ部分の長さが

少ないので、コレも空転するか・・・廻らないか・・・の、いずれかです

我輩が、一番恐れているのは・・・・このボルトが折れる事ですね

最悪・・・折れたら、オイルライン(片側3箇所も!!)が傍に有るので、摘出に難儀しそうで

ボーリング作業どころでは無くなる恐れも有り・・・・・・中断・・・・・

1本は抜けても・・・まだ、残り7本も有るのでは・・・・これは・・・絶対無理!!

どうしようか??・・・・・残念だが・・・ボーリングは諦めるかな??

スタッドボルトを外すのは、完全に諦めました・・・・けど・・・



空白の一日が・・過ぎても・・・新品のピストンを持っていたゆえに??

どうしても、コイツを使いたかった??・・・どうかは自分でもわからないけれど

シリンダーのボーリング作業だけは諦めきれない我輩は・・・・・

次なる・・・暴挙??に出ます・・・・・

それは・・・・・・・

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時折の集中豪雨の中・・・・雷雲の如く閃いた結論で??・・・

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シリンダースリーブを抜きます!!

我輩的には、コチラの方が・・・・全然作業が楽です・・・・

普通はこんな事しないと思うのだが・・・致し方ないです(泣)

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コレでピンの倒れない・・・ボウリングじゃなくて

ボーリングをやっていただきます!!

7/100指定で・・・・シリンダー圧入の際に、多少内径が詰まって

6/100となる予定ですが・・・・スリーブ厚みが4ミリ有るので

この辺りは・・プロのボーリング屋さんと相談ですね

やっと・・・・ボーリング作業ができるにまで・・大進展です・・・やれやれ(汗)

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そして、暑い最中に・・・・久しぶりに乗ると・・怖い??

シルバーピジョンで・・ボーリング屋へ向いました・・・・

出来上がりが楽しみですが・・・・

ボーリング作業に向けての記事だけで、お腹一杯になりましたから・・・・

悪戦苦闘の試練??は・・・次回も続きそうです・・・・
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by popM85 | 2013-08-03 03:10 | ホンダ ジュノオM85 | Comments(7)
Commented by Rust Salvage at 2013-08-03 10:53 x
最後の手段ですか!
柔軟な発想の転換で切り抜けですね。
500Fのスタッドも同じように途中がくびれていて回すと折れそうでなかなか出来ません。
炙ればなんとかなるかも知れないのですが同じく怖くて手が出ない状態です。
IBであればスリーブだけでもうまく処理できると思いますよ。
Commented by popM85 at 2013-08-05 05:22 x
Rust Salvage様・・・

ホント・・スタッドボルトの植えたシリンダーは困りものです・・・
炙るのは、これまた熱変形の危険もあるので厄介ですね
今回は、苦肉の策です・・・
Commented by 太田の八 at 2013-08-05 08:23 x
おはようございます
スタット下がM8は反則ですね
炙れば膨張率の差で緩んで外せるんですが
温度足りないのかな手ごわそうですね
今さらですいません独り言ですが
私が良くやるのが長ナットと普通のナットでしめ全体的にネジ山にかけてスタットを大ハンマーで上からたたきます叩くコツは長ナット少し出して叩きスタットの頭つぶさないようにします
負けるのはアルミのネジ山で緩み十分再利用可能です

Commented by popM85 at 2013-08-05 10:56 x
太田の八様・・・・・
こういう方法も有るんですね・・勉強になりました!!
今度は・・この手で行こう・・って・・やりたくないです(笑)
ブログでは、簡単にwナットとしていますが、実際には
高ナット+フランジナットです・・・さらにバーナーは
crcをネジに吹いて・・浸透させて、バーナーでコレが
沸騰した頃を見計らっての作業でしたが、このとき
スリーブ側が先に緩んだ為に抜いた次第です・・・
炙りは、やりすぎると、ケースの変形が怖かったので
合体させての作業でした(笑)
Commented by takao at 2013-08-05 11:36 x
私も何時かはあるかも知れないので、大変参考になります。
頑張って仕上げて下さい、記事を楽しみに見ています。
Commented at 2013-08-05 11:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by まつした at 2013-08-05 15:33 x
ブログ再開お待ち致しておりました! ・・・が、トラブルが契機だったのですね。(^^;)

シンプルなラビットのサイドバルブと違って、先進的なエンジンですね。
それゆえの苦労が多々あるであろう気配を感じます。

拙宅のエンジンも、スタッドを折ってエライことになったので、
スリーブを抜いてボーリンスするというのは素晴らしいアイデアです。

私も9月迄には路上復帰を果たせるよう頑張ります。
暑さがぶり返してきたようですので、ご自愛下さい。
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