ラビットS2・・66年後の路上復帰を夢みて-作業11
2015年 03月 09日
このラビットS-2の作業は・・構造が簡単とは言え、思った以上に
大変です・・・・何よりも・・パーツが揃いませんので
試作から始めなければならないのが・・ツライ・・・
・・・とは言っても、コレが、意外と・・楽しかったりするのですが・・・
今回は・・そんな楽しい出来事でも・・・必ず??難関な壁に突き当たります・・・
■当初はスムーズな進捗だが・・・
前回は、フレームにスタンドを設置しました・・・
劣化した被覆は・・・全て取り替えます・・・
一次二次共巻の、内臓点火コイルもも生きている様子なので
取り敢えずは、このまま生かして進めます・・・
でも、遅かれ早かれ、何れは、別体コイルに替えなければ駄目でしょうね・・多分・・
お借りして・・・・・
この、搭載予定のエンジンの調子を把握して置きませんと、欠品部品である
キャブレターのセッティングが出来ませんから・・・・
調子はマアマア??・・・
まだまだ作業が有るので・・
今の所走れないのが・・実に・・残念ですが・・・
楽しみは、苦労した後に?・・取って置きましょう・・・
此処での問題は・・・チェーンの下側がフレームと干渉して
かなり賑やかな音が出ます!!・・・・
元々のオリジナルエンジンとホイールでも干渉していたようで
削れた名残が有ります・・・
ちなみに、チェーンの遊びがゼロなら・・何とか干渉はしないですが
スイングアームが無いリジットとは言え、ゼロは無理のようです・・
実際に走行するとなると・・・コレは何かしら対策しなければなりません・・・
これは、想定していたことですが・・・どう対策するか??が・・思案橋・・・
チェーンを受けて 干渉を避ける仕様で作ります・・・
アイドラースプロケットはベアリング入りで、これを収納するホルダーは
過去に乗っていた、スズキGT750のリヤアクスルシャフトの
チェーン引きを加工して使用・・・強度的には、厚みも有り十分です・・・
取り付け場所は・・・・
・・・けど、メカニカル過ぎて、1948年製のスクーターには
似つかわしくない・・雰囲気です・・・
単なるジュラコン軸のみで受けたほうがシンプルだった・・・かも??
そうそう、これまで書き忘れてましたが
このスクーターの特徴の一つである、押し掛け機構を
当初はエンジンスプロケット製作の際に組み込む予定だったが
寸法が合わず・・断念してました・・この押し掛け機構も何処かに組み込まなければ
なりません・・・コレも頭痛の種ですが・・どうするか??
リヤのアクスルシャフトは別物で作って、リヤドラムの
ブレーキロッドも異なるので、コレに合うように加工した・・
右のタイプを使う事にします・・・これも、何処かで見たような??
さて・・・此処までは・・割と順調に進んでいるように見えます・・・
続いては・・・欠品のキャブレターとインマニですが・・・
何時も預かり品のエンジンのキャブを使っている訳には行きませんので・・・
インマニを作ってみます・・・・・
フラックスの要らない、溶着タイプの溶接棒??を・・お試しで使ってみます・・・
ホンダ用?と思われる、インマニを一度分離して90゜角度を変えます・・
エンジンの振動にも耐えるようです・・・長期的には??
アルミのロウ付けよりは・・作業は簡単ですけど、熟練が必要??か??
ロウ付けをなさった事があるなら・・割と簡単かも??
偶然に持っていた・・ピジョンC-83用の・・アマルタイプのキャブを使用します・・・
このキャブは、部品取りとして持っていたもので・・・一度も使ったことが無かったが
使うに当たって・・・当初、セッティングが中々出なくて・・難儀でした
格闘の末・・このキャブでも・・行ける様子で、目出度くエンジン始動です・・・
これで、自前のキャブとインマニに目処がついて・・・一歩前進・・・
・・・だが・・・それは・・・後に、リヤトランク(船)廻りの作業が
始まる事で・・・予見出来ない不具合の数々に遭遇することになります・・・
長くなりましたので・・・続きは・・次回に・・・
by popM85
| 2015-03-09 00:30
| ラビット S-2
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